新宿カタツムリの絆
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ボスニア・ヘルツェゴビナの旅 No.4

  現地時間6月13日(木)AM5:00を少し過ぎたころには、もうすでに目が覚めておりました。まだ時差ボケが修正されていないようでございます。身体は疲れているのですが、頭は目覚めているのでございます。朝食はAM7:00からということで、随分と早いのでございます。そんなときにば早朝散歩なのでございます。

 

 旅先では大概に朝の散歩へ出かけているのでございます。そこはガイドブックとは別の視点で、人々の普段の生活を覗きみすることができるのでございます。自分達の生活とあれこれと比較しながら、ボスニアの人々の暮らし向きに思いを馳せるのでございます。

 

 朝早く路駐されている車をみては『いったい何時ごろからここにとめているのだろう?』とか『駐禁違反は大丈夫なのだろうか?』などと愚にもつかない思いが頭の中を駆け巡るのでございます。ゴミが散乱することもない住宅地のその様子からは、民度の高さも伺い知る事ができるのでございます。

 

 昨日のレストランからの帰り道に、ペットボトルのお水と紅茶を買ったお店でございます。朝早いので、お店はとじているのでございます。その入口の狭さに比較して奥深くまで入り込む店内は、外側からでは想像もできない広い造りでございました。調味料・パック入り食品・お菓子類から野菜・お肉・果物など生鮮食品まで、品ぞろえも豊富でございました。接客していたオバサンは、日本人の私を見ても戸惑うこともなく、近隣住宅街の人達を相手に愛想よく堅実に営業しているその様に、ボスニアの人達の生活の一辺を垣間見たような気持ちにされたのでございます。

 

 空港近くの郊外住宅地を抜ける大きな通りには、時おり車が通り過ぎるくらいで、AM5:30現在の町はまだ寝静まっているところでございます。大きな敷地を持つ住宅もあれば、狭い集合住宅もあり、その暮らし向きは、とうぜんのことながら千差万別なのでございます。

 

 中心街から外れた衣料品店のショーウインドウではございますが、日本とさほど違いを感じることのない品々が展示されており、縫製もしっかりとしているようでございました。お値段の違いは判りませんでしたが、普段使いの衣類の品ぞろえは豊富でございました。

 

 美容院の店先に張られているポスターがここ等で流行りのヘアスタイルなのでございましょうか!このようなヘアスタイルを本当に仕上げることができるのなら、その技術の高さは素晴らしく、ここで生活する人々の水準もけっして低くはないように思えてくるのでございます。

 

 ピザ屋の前の植え込みには、綺麗なバラが咲き誇り街並みに彩りを添えているのでございます。早朝のぶらぶら散歩の結果ではございますが、ボスニアはけっして単純な開発途上国の様相をしているわけではないようでございました。そこに住む人々の教育水準も決して低くは無さそうなのでございます。

 

 近くを一回りしてホテルへ戻ってみましたが、レセプションに人影はなく、朝食にはまだ早いようでございました。誰もいないのを幸いにして、レセプション前の高級そうな応接セットに座って記念撮影でございます。

 

 こじんまりとした造りのホテルではございますが、調度品には高級感をもたせているようで、リッチな雰囲気を漂わせていたのでございます。ピカピカに磨かれた階段を上って、一旦自分達の部屋へもどって朝食の時間まで待機でございます。

 

 時間になってレセプション横のこじんまりとした食堂へ行ってみると、ブッフェスタイルのモーニングの準備が整っておりました。品数は少ないながら、チーズ・ハム・サラミ・トマト・パン・ミニリンゴ・クッキー・シリアルetcと一通りは取り揃えられており『卵は、オムレツかスクランブルのどちらにしますか?』と尋ねられたのございます。

 

 オカアチャンは『オムレツ』と応えて、すべて食べつくしておりましたから体調の回復は間違いなしのようでございました。

 

 私は『スクランブル』と応えて、その後運ばれて来たスクランブルエッグがオムレツとさほど違いの無いことに驚いて目が点のようになってしまったのでございます。そのスクランブルエッグの写真が無いのがとても残念でございます。朝食時の様子から、このホテルの昨晩からの宿泊客は、私達以外に男女がそれぞれ一人ずつのお客様だけで、総勢4名のようでございました。経営状況まで詳しいことは存じませんが、十分に堅実さは感じられたのでございます。

 

 朝食を終えてから宿泊料金の支払を済ませて、タクシー予約の確認をすると、ホテルのご主人がルカヴィッツアの長距離バス乗り場まで車で送ってくれることになったのでございます。ホテルからは車で5分もかからない距離なのですがとても有り難いことでございました。 宿泊料金は、税金・サービス料込で125MKでございました。クレジットカードでお支払いしたこの料金は、日本へ帰ってから届いた請求書で、約7,950円となっており、現地通貨に換金して支払うよりも有利なレートでございました!

 

 ホテルオクタゴンのご主人の御計らいで、余裕をもってルカヴィッツアに着くことができたのでございます。おそらくホテルのスッタッフから杖を突いたお客がいることを聞いていたのか、ご主人の親切心から送って下さったのでございます。別れ際にスナップ写真を申し出たのですが、英語でのコミュニケーションが苦手なのか

『それには及ばない』と手振りで示すので、私が覚えたてのボスニア語で

『ファウラ(ありがとう)』というと、車の窓越しに大きく手を振りながら走り去っていかれたのでございます。悔やまれたのは、この時に私達の口からボスニア語での『さようなら』を意味する『ドヴィジェニア』が出てこなかったことなのでございます。

 

 バスチケットを購入するために、ターミナルの建物の中へ入ってみると、英語表記はなくチンプンカンプンでしたが、売店とチケット売り場と思しきものしかありませんので、目指す場所へと向かっていき

『ヴィシェグラード2枚』と私が言うと、売り場の中の女性が

『32MK』と言いながらチケットを渡そうとするので、私は50MK札を差し出して18MKのつり銭とチケットを握りしめて、オカアチャンのところまで戻って来たのでございます。

 

 

      

 

 乗り込むバスはすでにターミナル内に着いておりました。ベンツのマイクロバスでございました!

 ここルカヴィッツアは、セルビア人共和国側バス乗り場とも呼ばれているように、ボスニア国内のセルビア人が主に居住している地域(スルプスカ共和国)及び、セルビア共和国、モンテネグロなどのセルビア人が多く住む近隣の国々へ旅するバスに乗る場所なのでございます。現在では平穏な日々を取り戻し、検問所などは無くなっておりますが、内戦時代の因縁が完全に払拭されたわけではなく、新たな紛争の火種ともなりそうな事件も起きているようでございます。

 

       サラエボからヴィシェグラードまで約3時間のバスの旅でございます。

 

 

                                                  つづく

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